ウチで使っていたペティナイフ、柄の中でタング(ナカゴ)がサビてパンク状態なのを無視して使っていました。「紺屋の白袴」状態です。そして、ついに柄が分解してしまいました。
お客さんがこんなのをもってきたら、買い直しをお勧めし、研ぎにも応じないのですが、自家用なので、とことん直すことにしました。
②浮き錆びを落とすと、タングが骨粗鬆症状態で空洞が出来ていました(写真②)。
③刃部を削ってナカゴを作ります。
④お古の柄に装着して完成。蛸引き包丁の柄の口金部分を切り縮め、新しく作った口金を装着。ナカゴが短いので、強力な接着剤を十分に使って補強しました。
注、当店では、このようなサービスは提供しておりません。