
相出刃と本出刃
写真下が本出刃包丁。とても大きくて、鉈と見まごう程の厚さと重さがあります。重さはなんと800gほど。
流石に出番は少ないらしく、研ぎによる型崩れは少なかったです。・・・・とは言っても刃こぼれが激しかったのでそれなりの仕事量にはなったのですが・・・・
写真上が普通サイズで、本出刃と区別する場合は「相出刃」と呼びます。重さは400gちょっと有りました。
こちらは、型崩れがひどかったです。ご使用者は、中ほどを特に力んで研いでいたらしく、そこだけ鎬面が寝てしまっています。きれいな鎬ができるまで削ってしまうと、刀身が一回り小さくなってしまうので、新しく出来上がった鎬面と古い鎬面とで鎬が2本出来ている状態にとどめておきました。
どちらの包丁も、追加料金がかかっています。