
鉋の刃019
何十年も前に作られ、そして使われなくなったらしい鉋の刃です。使用の過程で、刃がずいぶん片減りしています。また、大きな刃こぼれがあります。
古い時代のものは鋼が薄いと聞いたことがありますが、これもずいぶん薄いです。裏には錆による穴ぼこがたくさん開いていますが、裏打ちをその都度すれば使えるので、落とすのはほどほどにしました。これはこれで、鎚目のような風情がありますね。
ここまでするのにずいぶんと手間がかかったので、
研ぎ代金は、2,500円。
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