蕎麦切り包丁は、最近ではステンレス製のものが主流です。研ぐ頻度が低いので、錆びてしまった際に面倒だからだと思います。
包丁なら頻繁に研ぎますから、錆びてもそれがひどくなる前に研ぎ落されますが、蕎麦切り包丁だとそうは行かないからです。真っ直ぐな刃線をそのまま維持してゆくのは、とても気を使います。
この蕎麦切り包丁は、刃線がメコメコに曲がっていました。「きしめん」やら「すだれ」のような蕎麦が出来てしまう塩梅です。
直すと言っても、刃先を見ながら慎重に真っ直ぐにしてゆくだけなのですが、やはり時間が掛かります。
研ぎ料金は4等級:2,400円。