
鰹節削り鉋044
建築用の台鉋を鰹節削りに転用したものです。
ちょっと変わったご依頼で「この鉋で削り出される鰹節の厚さがちょうどよいので、研いだ後も同じようになるように調整してほしい」とのことでした。
という訳で、刃を外す前に鉋屑を出しておいて、研いで刃を挿げた後同じ厚さの鉋屑が出るように調整しました。
裏は崩れかけていたので、裏打ちをしたのですが、こういう年季の入った鉋はなかなかいうことを聞かず、何百回も叩き続けました。
同じ厚さの鉋屑が出るように調整はしたのですが、刃が鋭くなった結果、食いつきがよいというか前と屑の出方が変わってしまったので、ご依頼主の思うようにはなっていないかもしれません。そこは、ご自身で調整するしかありませんね。
研ぎ料金は、2,000円。
・・・キューティクルニッパーも包丁も研ぎは、名古屋「研ぎや大須」をご利用ください。・・・