キューティクルニッパー噛み合わせ08
前回こちら→ 「ｷｭｰﾃｨｸﾙﾆｯﾊﾟｰの研ぎ」 に投稿したものの刃先部分の拡大です。
力を掛けずに閉じた場合、刃元には見えないほどの隙間が出来ていて、切ろうと力むか、その半分ぐらいの力で閉じるとその隙間がなくなり、切っ先から刃元にかけて甘皮（キューティクル）がスパッと切れます。
針金やプラスティックを切断するニッパーや爪切りですと、相手が固いものですから、使用者もそれなりの力で「よいショ」と力を加えます。だから、こういう隙間も強い力でとじ込まれるのですが、キューティクルニッパーは相手が柔らかい甘皮、それも繊細な作業を伴いますので、「よいショ」という力の加え方はしません。よって、この隙間もそれに対応した調整をしなければなりません。
お恥ずかしい話、時々これらの調整がご依頼主（ネイリスト）のテクニックにフィットしておらず、「返品・やり直し」ということがあります。普通だったら「アソコは下手だから二度と頼まない」となりそうですが、ご依頼主もプロ、当店だったらリクエストさえ出せば対応できると見抜かれてリクエストを添えて返品していただいているようです。
改造を伴わない調整のし直しだけなら、追加料金はありません。
・・・キューティクルニッパーも包丁も、研ぎは名古屋 中区の「研ぎや大須」をご利用ください。・・・