地合いギリギリまで錐の様に研ぎ減った和包丁が来ました。
もとはどんな包丁かもわからなくなっています。柳刃包丁?筋引き包丁?もしかしてフグ引き?
とても研鑽を積まれた板前さんだとわかります。
ここまでくると型なんてもう関係なく、ご依頼主からは、ペティナイフとして使うからそのように直して欲しいとのことでした。
鋼の残りは狭いところで1ミリ以下でしたが、途切れることなく刃が付きました。
下の写真は刀身の拡大です。カッコイイですね。
(2020年6月)
→何回研げるか(キューティクルニッパー)【研究#1】
→「包丁 調理用品」