研ぎ:裁ち鋏 裁縫道具

ダメ!絶対!(2):裁ち鋏の裏が平たく研がれている

裁ち鋏を名古屋「研ぎや大須」にて研ぎ直し

裁ち鋏141

裁ち鋏:ねじが逆のつづきです。

ねじを外したということは、裏を研ごうとしたわけで、以前ご紹介したダメ絶対!:裁ち鋏の裏が平たく研がれていると同じことが起きていたのです。

ご家庭にある砥石といえば#1,000ぐらいの中砥なので、それで研げば裏スキは簡単になくなってゆきます。形の変わってしまった刃の裏を戻すには、
1、裏を削って裏スキを再生する。←貴重な鋼が薄くなるし、硬いので大変。
2、刃の表から削って平たくなった部分を無くす。←目に見えて鋏が痩せる。
(番外)、金づちでたたいて変形させる。←まずやりません。
いずれにせよ、自分で「ちょっとやってみよう」という出来心が災いして、何年分も鋏の寿命を縮めてしまうことになりました。写真の鋏は、切れ味はバッチリ出ましたが、あまりきれいにはなっていません。

それでも、この写真の裁ち鋏の研ぎ料金は、2,300円。

 

 

・・・キューティクルニッパーも裁ち鋏も研ぎは、名古屋「研ぎや大須」をご利用ください。・・・

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