積層構造の三徳包丁。薄い包丁です。柄がこれだけ腐れているのは、挿げ穴が太すぎて隙間があり、そこから水が入り続けたからだと思います。刃が洋包丁で柄が和もののばあい良くある事です。和包丁の挿げ穴の規格を超えてナカゴが細すぎるのです。
伝統的な和包丁なら規格に合いますし、少々隙間が空いていても、中でナカゴが錆びて膨れることによって、隙間が無くなります。またナカゴは錆びることを前提にしっかり作ってあるので、びくともしません。ステンレス製のナカゴは錆びないゆえに抜けやすいのです。それを見越して接着剤で止めてあるものもあります。
手持ちの包丁の柄をいくら探してもしっくりくる挿げ穴の柄は無いので、埋め木をして、それでもできた隙間には、充填剤を詰めました。
研ぎと柄挿げで料金は、2,600円。
・・・キューティクルニッパーも包丁も研ぎは、名古屋「研ぎや大須」をご利用ください。・・・