キューティクルニッパー
メーカー研ぎならとっくに交換を迫られる頃でしょうが、何か試されているように感じ、対応しました。
リクエスト内容は、
1.切っ先を細くする→→→これは余裕で可能
2.使う時に上になる側の面取りをする→→→これも余裕で可能
3.刃元の遊び（隙間）を無くす→→→そうすると切っ先部分で切り残る
4.小刃の角度を下げる→→→別の種類にニッパーに買い替えるべき
5.内側のくり抜き（湾曲）を浅くする→→→そりゃ無理だ
こちらが真意を汲み取りそこなっているような気もしますが、技術的に不可能な要求も入っているので普通なら断りの連絡をするところです。ところが、研ぎ減りが進んで、すでに最初の形から相当遠ざかっているので、「こりゃぁ、何をやっても許されるな。」という判断で、バリバリ削りました。
まあ、「偽薬効果」も手伝ったか、「こんなモンでしょ」という感じで許されたかで、クレームも無く、研ぎ料金の振り込みも滞りなくなされました。
めでたし、めでたし、